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令和6年度飼料等の共通試料による分析鑑定結果

※ 共通試料による分析鑑定は飼料品質改善協議会が主体となり毎年実施されている技能試験で、FAMICではデータの解析等の技術的助言を行っています。
令和6年度の結果の概要は以下のようになります。

1. 目 的

 飼料・飼料添加物製造等業者、飼料検査指導機関、民間分析機関等を対象に、飼料等の共通試料による分析鑑定を行うことにより、分析及び鑑定技術の維持向上を図り、併せて分析誤差を把握し、飼料等の適正な製造及び品質管理の実施に資する。

2. 共通試料の内容

A試料…肉用牛肥育用配合飼料
C試料…鑑定用飼料原料混合試料
D試料…試験用プレミックス
※B試料(魚粉)の分析については、今年度は実施していない。

3. 分析鑑定項目及び実施要領

(1)分析鑑定項目
A試料…水分、粗たん白質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分、カルシウム、リン及びモネンシンナトリウム
C試料…飼料原料の検出及び混合割合の推定
D試料…銅、亜鉛及びクエン酸モランテル
(2)実施要領

4. 参加試験室数

(1)総数 206試験室
内訳
・飼料製造業者関係     137 試験室
・飼料添加物製造業者関係  13 試験室
・民間分析機関等      17 試験室
・飼料検査指導機関     40 試験室
(2)試料別参加試験室数
・A試料  204 試験室
・C試料  109 試験室
・D試料  81 試験室

5. A及びD試料の解析結果

A試料の解析結果
A試料の解析結果

D試料の解析結果
D試料の解析結果

注1 区分1の数値は報告された分析値から算出した結果であり、区分2は区分1で算出したz-スコアの絶対値が3以上の異常値を除外して算出した結果である。
 2 z-スコアの絶対値が3の境界値である。
 3 MN(管理分析法)は、モネンシンナトリウムの迅速定量法及びフローインジェクション法を集計した結果である。
 4 MN(飼料分析基準)は、モネンシンナトリウムの液体クロマトグラフ法を集計した結果である。

6.C試料の原料及びその混合割合

C試料の原料及びその混合割合
C試料の原料及びその混合割合

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